【私人逮捕】要件とは?やりすぎと言われる理由5選!危険行為で避難殺到!

Uncategorized
この記事は約6分で読めます。

こんにちわ、yukkoです。

最近Twitterなどでよく見かける「私人逮捕」。

私人逮捕のやりすぎは危険!

あなたは、現行犯を見た際に、私人逮捕をしようと考えたことはありませんか?

しかし、私人逮捕は、やりすぎてしまうと、暴行罪や傷害罪などの罪に問われる可能性があります。

本記事では、私人逮捕のやりすぎと言われる理由を5つ解説します。

この記事を読むことで、私人逮捕のやりすぎを防ぐための知識を身につけることができ、あなた自身や周囲の人を守ることができます。

では、早速見てきましょう。

【私人逮捕とは】

私人逮捕とは、一般人が現行犯を逮捕することです。

日本では、刑事訴訟法第213条で、現行犯人は、何人でも逮捕することができると規定されています。

私人逮捕を行うためには、以下の要件を満たす必要があります。

【私人逮捕の要件】

  • 現行犯であること
  • 犯罪の現に行われていること
  • 逮捕する者が、犯人であることを知っていること

私人逮捕を行う流れは、以下のとおりです。

【私人逮捕の流れ】

  1. 犯人に声をかけて、身柄を確保する。
  2. 警察署に引き渡す。

私人逮捕を行う際には、以下の点に注意が必要です。

私人逮捕の注意点

  • 犯人が反抗してきた場合、正当防衛の範囲内でのみ、抵抗することができます。
  • 過剰な暴力や傷害を与えてしまうと、暴行罪や傷害罪などの罪に問われる可能性があります。
  • 誤認逮捕をしてしまう可能性もあります。

私人逮捕は、犯罪から社会を守るための重要な手段ですが、やりすぎてしまうと、自分自身や周囲の人を危険にさらす可能性があります。私人逮捕を行う際には、必ずその要件や注意点を理解した上で、慎重に行いましょう。

【私人逮捕】出来る人の条件

私人逮捕を行うことができるのは、以下の条件を満たす人です。

  • 現行犯を逮捕できる

  • 現行犯とは、犯罪の現に行われていることまたは現に行われ終わった直後のことをいいます。

  • 犯人(犯罪を行った人)であることがわかっている

つまり、誰でも私人逮捕を行うことができるというわけではなく、現行犯を犯人だと確信できる場合に限られます。

私人逮捕は、あくまでも警察官の逮捕の補助的な手段であり、逮捕状が無くても行うことができるというだけで、警察官と同等の権限があるわけではありません。

そのため、私人逮捕を行う際には、以下の点に注意が必要です。

  • 犯人が反抗してきた場合、正当防衛の範囲内でのみ、抵抗することができます。
  • 過剰な暴力や傷害を与えてしまうと、暴行罪や傷害罪などの罪に問われる可能性があります。
  • 誤認逮捕をしてしまう可能性もあります。

【私人逮捕】やりすぎと言われる理由5選!

私人逮捕は、犯罪から社会を守るための重要な手段ですが、やりすぎてしまうと、自分自身や周囲の人を危険にさらす可能性があります。ここでは、私人逮捕のやりすぎと言われる理由を5つご紹介します。

理由1:過剰な暴力や傷害を与えてしまう

私人逮捕を行う際には、犯人が反抗してきた場合でも正当防衛の範囲内でのみ抵抗することができます。

過剰な暴力や傷害を与えてしまうと、暴行罪や傷害罪などの罪に問われる可能性があります。

理由2:誤認逮捕をしてしまう

私人逮捕は、現行犯を犯人だと確信して行うことができますが、誤認逮捕をしてしまう可能性もあります。

誤認逮捕をしてしまった場合、逮捕された人は不当な扱いを受けてしまう可能性があります。

 

理由3:警察官の職務を妨害してしまう

私人逮捕は、あくまでも警察官の逮捕の補助的な手段であり、警察官が逮捕する前に私人逮捕を行った場合、警察官の職務を妨害してしまう可能性があります。

理由4:示威行動とみなされてしまう

私人逮捕を示威行動として行うと、警察官に逮捕される可能性があります。

慎重に行う必要があります。

理由5:民事訴訟の対象になる

私人逮捕によって、逮捕された人が被害を受けた場合、民事訴訟の対象になる可能性があります。

私人逮捕は、あくまでも警察の補助的役割ということを忘れてはいけません。

「私人逮捕」とうたった動画配信が多くありますが、過剰な追い詰めや、追いかける行為などは、危害を与え逆に訴えられる可能性もあります。

動画の再生回数のために行う過剰な行為は、迷惑系YouTuberのように加害者になる可能性もあるので、慎重に行う必要がありますね。

この動画は、タクシーに乗ろうとする(逃げようとする?)女性を執拗に妨害しています。

タクシーの運転手にも迷惑ですし、妨害行為がやりすぎなように見えます。

女性がけがをした場合、逆に訴えられかねません。

動画も回していますし、配信用なのか、記録用なのかもはやわかりませんね。

私人逮捕は、正当な理由と目的で行えば、犯罪から社会を守るための重要な手段となります。しかし、やりすぎてしまうと、自分自身や周囲の人を危険にさらす可能性があります。私人逮捕を行う際には、必ずその要件や注意点を理解した上で、慎重に行いましょう。

SNSの反応

私人逮捕制度が始まったばかりの頃は、ここまでひどくなく、

正当に慎重に行っていた印象ですが、

最近の私人逮捕は視聴者の期待をあおるような過剰な演出なのか、良い印象がありません。

正義感でやっているのか、面白がっているのかわからなくなります。

配信も好意的に見ることが出来ません。

こんな意見もありました。

「今までの大手メディアの散々やっていた」

今までは、報道を許された側のみがやっていたことが、一般市民にも出来るようになった来ているということです。

法もルールもなく、配信者の判断で出来る世の中になっている恐ろしさ・・・。

自分が巻き込まれるリスクが高まっていますね。

迷惑系YouTuberも、”正義感”をたてにした私人逮捕側も、どちらも同じに思えてきます。

自身の行動にも気を付けたいですし、不当な言いがかりにはきちんと対応していきたいですね。

 

以上、私人逮捕についてまとめました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

もちろん、法を犯す行為が一番いけませんが、一般人がやっていいレベルを超えているように見えます。

 

以上、「私人逮捕」の危険性をまとめました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました